モバイルバッテリーの飛行機への機内持ち込み制限【選び方と注意点】

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モバイルバッテリーの飛行機への機内持ち込み制限

海外旅行先でのスマホ充電で欠かせないのが、モバイルバッテリーですよね。

いつでもどこにいても自由にスマートフォンを充電できるモバイルバッテリーは、もはや海外旅行の必需品になっています。

そんなモバイルバッテリーについて、

モバイルバッテリーは飛行機に持ち込めるの?没収されるって聞いたけど、預けることはできるの?

こんな不安を抱えている人も多いかと思います。

そんな海外旅行に便利なモバイルバッテリーですが、飛行機への機内持ち込み制限にはルールが有り、少し注意が必要。

ちょっとしたルールさえ守れば、安心して飛行機の中にモバイルバッテリーを持っていくことができますよ。

というわけで本記事では、

  • モバイルバッテリーの機内持ち込み制限について
  • モバイルバッテリーを飛行機に持ち込むルール
  • モバイルバッテリーの選び方

と言った、モバイルバッテリーに関する疑問を詳しく答えていきます。

かっくん
かっくん

この記事を参考にすれば、モバイルバッテリーの機内持ち込みに関する不安がなくなりますよ。

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モバイルバッテリーは機内持ち込みのみOK

結論から言うと、モバイルバッテリーは機内の持ち込みのみ可能です。

飛行機への預へ入れ荷物として、モバイルバッテリーを預けることはできません。

モバイルバッテリーを機内持ち込みするには、容量制限などのいくつかのルールがあり、これを守る必要があります。

なんでモバイルバッテリーを機内に持ち込めるのに、スーツケースに入れて預けることができないの?
飛行機の中にあるんだから、同じ事じゃないかな?

こんな声が聞こえてきそうなので、まずはモバイルバッテリーを預け入れ荷物にできない理由を解説していきます。

モバイルバッテリーの預け入れがNGな理由

モバイルバッテリーを飛行機の預け入れ荷物にしてはいけない理由は、リチウムイオン電池の危険性にあります。

もともとリチウムイオン電池は衝撃や温度変化に弱く、発熱や発煙、さらには発火を引き起こしてしまうことも。

実際に、モバイルバッテリーのリチウムイオン電池が原因の事故も発生しています。

ギャラクシーノート7のリチウム電池問題
2016年10月、米サウスウエスト航空の旅客機内でGalaxy Note7が発煙し、乗客が避難する事態に。爆発事故などのトラブルが続いたGalaxy Note7は、航空機への持ち込みが全面的に禁止されることになりました。

飛行機内でモバイルバッテリーが発火するなんて怖いですし、ましてや貨物室で発生してしまったら大問題になりますよね。

貨物室には客室乗務員がおらず、発火してしまったら発見が遅れて、気づいたときには火が燃え上がり緊急着陸ということも。

なので、モバイルバッテリーは機内手荷物で手元に持ち込みをさせ、異常が出たらすぐに発見できるようになっています。

機内に持ち込みOKなモバイルバッテリーの容量制限

リチウムイオン電池を内蔵しているモバイルバッテリーは、電池の容量や航空会社によって、機内への持ち込み制限が異なっています。

国内線と国際線に分けて、モバイルバッテリーの容量制限を見ていきます。

国内線の飛行機に持ち込む場合

バッテリー容量持ち込み可否
〜100Wh|27,027mAh個数制限なし
101Wh~160Wh|27,028~43,243mAh2個まで持ち込み可
160Wh|43,243mAh〜持ち込み不可

国内線の飛行機は、モバイルバッテリーの容量が100Wh(27,027mAh)以下であれば、個数に関係なく何個でも持ち込む事ができます。

モバイルバッテリーの容量が、101Wh~160Wh(27,028~43,243mAh)の大容量タイプは、合計2個まで機内持ち込み可能。

そして、バッテリー容量が160Whを超えるモバイルバッテリーは機内に持ち込むことができません。

国際線の飛行機に持ち込む場合

国際線の飛行機を利用する場合、持ち込みができるバッテリー制限は、航空会社によって対応が異なります。

ほとんどの航空会社は、上で紹介した国内線と同様の容量制限の場合がほとんど。

そのため、ほとんどのモバイルバッテリーは機内持ち込み2つまでOK、で2つ以上を持ち込まないようにすればOKです。

しかし国や航空会社で、モバイルバッテリーの機内持ち込みに関する規定が異なる場合や変更がある場合があるので、事前にチェックは忘れずに。

中国の空港を利用する場合は、航空会社に関わらず、100Whを超えるモバイルバッテリーの機内持ち込みは禁止されているので注意。

Wh(ワット時定格量)の計算式

Wh(ワット時定格量)の計算式
  • Wh(ワット時定格量) = V(電圧)× Ah(電池容量)

以上の計算式で、モバイルバッテリーのワット時定格量を求めることができます。

正直計算がめんどくさいので、機内持ち込みに関わってきそうな「100Wh」と「160Wh」の定格容量だけを覚えておけばOKです。

  • 100Wh=27,027mAh
  • 160Wh=43,243mAh

難しいことを書いてきましたが、自分の持ち込みたいモバイルバッテリーの容量が

  • 27,027mAh以下であれば何個でも持ち込みOK
  • 43,243mAh以下であれば2つまで持ち込みOK

と言った感じになるので、よほど大容量のモバイルバッテリーでなければ何個でも機内へ持ち込みできますよ。

モバイルバッテリーを預け入れ荷物に入れたらどうなる?

もし、モバイルバッテリーを預け入れて荷物に入れちゃったら、どうなるんだろう。
罰則とかあるのかな、怖いなぁ。

海外旅行に行く前は、モバイルバッテリーについてこんな不安点もあるかと思います。

モバイルバッテリーを誤って、預け入れ手荷物として入れてしまった場合、日本の空港では荷物検査で発覚し呼び出されて確認されることがほとんど。

その荷物検査で、モバイルバッテリーが機内持ち込みOKの容量であればその場で渡してくれるので、そのまま機内に持ち込むことができます。

もし容量をオーバーしていた場合は、破棄されてしまうので注意してください。

国や航空会社によっては、検査をすることなく荷物からモバイルバッテリーを探し出し、そのまま破棄する事がほとんど。

なので、モバイルバッテリーは誤って預入荷物に入れないようにしましょう!

かっくん
かっくん

パッキングの最終確認で、モバイルバッテリーが入ってないか確認するのがベストですね。

海外旅行用の機内に持ち込めるモバイルバッテリーの選び方

ここから、海外旅行用の機内に持ち込めるモバイルバッテリーの選び方を解説していきます。

モバイルバッテリーはかなりの種類があり迷うと思うので、ここで紹介する選び方を参考にしてみてください。

当然ながら機内に持ち込めるものを選ぶ

海外旅行用のモバイルバッテリー選びで絶対に確認したいことが、「機内に持ち込めるモバイルバッテリーかどうか」です。

  • 「27,027mAh」以下であれば何個でも持ち込みOK
  • 「43,243mAh」以下であれば2つまで持ち込みOK

ほとんどの航空会社が以上の条件でモバイルバッテリーを機内に持ち込めるので、選ぶ時の参考にしてください。

どのくらいのバッテリー容量にするか

販売さている数が多い、40Wh(10,400mAh)程度の容量があるモバイルバッテリーであれば、iPhoneを2〜3回充電できます。

正直なところ海外旅行では、持っているスマホを1回充電できればOKだと思います。

念の為、スマホを2回充電できる10,000mAhくらいの容量のモバイルバッテリーを選んでおけば、間違いないでしょう。

軽くてコンパクトかどうか

海外旅行中はモバイルバッテリーを常に携帯しているので、重いものでは疲れてしまうし、大きかったら邪魔で仕方ないはず。

そのため、モバイルバッテリーはできるだけ軽くてコンパクトなものをオススメします。

先ほど紹介した40Wh(10,400mAh)容量のモバイルバッテリーであれば、68gくらいと超軽量。

卵を持っているのを想像してみてください。そのくらいの重さなので、全く問題ないはず。

大きさも手のひらにすっぽり収まるくらいコンパクトなので、持ち歩いていてもほとんど気にならないですよ。

海外旅行におすすめのモバイルバッテリー

モバイルバッテリーは種類が多すぎる。
どれが良いかわかんないから、オススメを教えて下さい。

こんな声にお答えするためここでは、

  • 機内に持ち込みができるもの
  • 軽くてコンパクトでじゃまにならないもの
  • 充電速度が早いもの
  • 信頼できるメーカーのもの

以上の点を条件に、海外旅行におすすめのモバイルバッテリーを選びました。

ここで紹介するモバイルバッテリーを選べば、失敗しませんよ。

Anker PowerCore 10000 Redux【軽くてコンパクト】

Anker PowerCore 10000 Redux

Ankerから発売されている、10000mAhの軽くてコンパクトなモバイルバッテリー。

こちらの商品は、iPhone11 Proを約2.5回を急速充電することができます。

容量に対して驚くほど小さく、持ち運びが苦になりません。

かっくん
かっくん

軽くてコンパクト、10000mAhの充電容量、そして急速充電に対応と三重丸の間違いなしモデルです。

Anker PowerCore Fusion 5000【コンセントプラグ付き】

Anker PowerCore Fusion 5000

Ankerから発売されている、5000mAhのモバイルバッテリーとUSB充電器がひとつになった、ハイブリットモデル。

ホテルではUSB充電器として、外出先ではモバイルバッテリーとしての利用ができます。

iPhone11 Proを約1回フル充電可能。

2つのUSB-Aポートを搭載しているので、2台同時充電もできますよ。

かっくん
かっくん

使い勝手が良いモバイルバッテリーを探している人におすすめです。

Anker PowerCore Essential 20000【超大容量】

Anker PowerCore Essential 20000

Ankerから発売されている、20000mAhの超大容量モバイルバッテリー。

こちらの商品は、iPhone11 Proを約5回もフル充電することができます。

2台同時にフルスピード充電が可能なので、海外旅行中のバッテリー切れに悩む必要がなくなりますよ。

かっくん
かっくん

大容量タイプを探している人に、ピッタリのモバイルバッテリーです。

まとめ

というわけで本記事では、モバイルバッテリーの飛行機への機内持ち込み制限、選び方と注意点について解説してきました。

飛行機に乗るときのモバイルバッテリーは、

  • 必ず機内持ち込みをする
  • 容量が27000mAh以下を選ぶのがベスト

以上のことに気をつけて、快適な空の旅を楽しみましょう。

海外旅行にモバイルバッテリーを持っていくと非常に便利なので、この記事を参考にして自分にあったものを選んでみてください。

迷った場合は、僕がいつも使っているモバイルバッテリーAnker PowerCore 10000 Reduxを全力でオススメします!

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