北京観光で絶対に外せない観光スポットと言えば「万里の長城」ですよね。
北京市内から観光客が自力で訪問可能な万里の長城は、
- 八達嶺長城
- 慕田峪長城
- 金山嶺長城
- 黄花城水長城
以上の4ヵ所。
その中で今回私が訪れたのは「八達嶺長城」です。
八達嶺長城は4つの中でもアクセスが最も簡単なので、初めて万里の長城にへ行く人にぴったりな場所。
観光地化が進んでいて人が多いというデメリットはありますが、それ以上に行きやすく観光がしやすいと言うメリットがあります。
というわけで本記事では、万里の長城(八達嶺長城)へ「877路直行バス」を利用しての行き方を、実際に行ってきた体験を元に解説してきます。
万里の長城(八達嶺長城)への行き方は4種類ある
- 電車
- バス
- タクシー
- ツアーへの参加
八達嶺長城への行き方としては、主に以上の4つ。
個人旅行のため、値段の高いタクシーやツアーへの参加は避け、電車かバスでのアクセス方法をを検討します。
電車の場合は、中国語での切符の買い方や時刻表の見方の難易度が高く、乗り換えや乗り継ぎ時間もあって結構めんどくさそう。
一方バスは料金が一律で、八達嶺長城まで乗換なしにアクセスができて簡単ということで、今回は直行バスで行ってみました。
結論から言うと、直行バスはめちゃくちゃ簡単で楽。
全く困ること無く八達嶺長城まで行って帰ってこれました。
万里の長城(八達嶺長城)へ「877路直行バス」での行き方
北京市内から万里の長城(八達嶺長城)へは、「877路直行バス」を利用しました。
バスの名前 | 877路 |
---|---|
バスの特徴 | 緑と白のバス 電光掲示板に「877」 |
値段 | 片道12元(交通カードの利用で半額の6元) |
所要時間 | 約1時間(私は65分の乗車でした) |
バスのりば | 徳勝門バスターミナル 地下鉄2号線「積水潭駅」下車してすぐ |
地下鉄2号線「積水潭駅」に向かう
877路直行バス乗り場の最寄り駅である「積水潭駅」へ向かいましょう。
地下鉄2号線(紺色ライン)で、どの駅からも比較的アクセスしやすいです。
地下鉄下車後「徳勝門バスターミナル」へ向かう
地下鉄下車後、積水潭駅のA出口から出て「徳勝門バスターミナル」へ徒歩で向かいます。
出口を出て5分程度歩きます。
歩道には至るところに徳勝門バスターミナルの看板があり、迷うこともありません。
観光客が多いということもあり、ここらへんは親切でした。
5分くらい歩けば徳勝門バスターミナルに到着。
お城みたいな建物の奥にバス乗り場があるので、そのまま進んでいきましょう。
緑色のバスが目印です。乗り場がもっと奥にあるので、そのまま進んでいきましょう。
徳勝門バスターミナルの場所の地図です。
877路のバス乗り場で列に並ぶ
徳勝門バスターミナルからは複数のバスが運行していますが、877路のバス乗り場はひときわ並んでる人が多いので、すぐ分かります。
877路のバス乗り場の看板には、「八達嶺長城」の文字があるので、安心して乗車ができますね。
私が行った11:00には30人くらい並んでいましたが、普通に1台目のバスに乗ることができましたよ。
出発時間も時間通りでした。
乗車時に現金で12元を払う(交通カードのタッチでもOK)
バス運賃の払い方は、
- 現金(12元)
- 交通カード(6元)
以上の2種類あります。
現金払いの人は、乗車時に12元を運転手に渡してチケットを貰います。
交通カードを持っている人は、乗車前にピッとかざせばOK。
現金払いの12元でも日本円で約186円なので、控えめに言っても格安すぎですね。
バスの乗車時間は約1時間程度
そしてバスは八達嶺長城に向けて出発。
高速道路を使って約60分で八達嶺長城に到着します。
走行中はガイドさんがひたすら万里の長城について解説してくれていますが、中国語なので全くわかりませんでした。
八達嶺長城に到着したらそのまま降りる(交通カードはタッチしてから下車)
バスに揺られること約60分、無事に八達嶺長城へ到着。
現金払いの人はそのまま下車、交通カードの人は機会にタッチしてから下車します。
万里の長城がある場所までは約800メートルくらい離れているので、10分程度歩いての到着となります。
以上が877路直行バスを利用して、万里の長城(八達嶺長城)へ行く方法です。
帰りのバスの乗り方
八達嶺長城から北京市内へのバスも、行きのバス同様「877路直行バス」を利用してのアクセスとなります。
観光地らしく案内看板が至るところに出ているので、かなり親切。
バス乗り場には、行きのときに見た緑色のバスがたくさん並んでいました。
万里の長城に着いた時に必ず見る光景なので、絶対に迷うことはありません。
帰宅時間は16:00くらいで、その時は50名ほどの人が並んでいました。
北京市内行きのバスが3台以上あったので、並んでる人数が多くても待つこと無く北京市内へと帰ることができましたよ。
帰りのバスの乗り方も行き同様です。
万里の長城ツアーも上手に利用しましょう|KKday
万里の長城を効率よく攻めたい・自力でのアクセスが不安な方は北京市内から出ている「万里の長城ツアー」に参加するのもおすすめです。
ツアーを利用すると現地のプロが案内をしてくれるので、効率よく万里の長城を巡ることができますよ。
- 専用チャーター車ツアー
専用の車をチャーターして、フレキシブル・プライベートな車で万里の長城を楽しむことができます。
値段が少し張りますが、気を使う必要がなく自由な観光ができます。 - 相乗りバスツアー(慕田峪長城)
ホテル送迎付きの相乗りバスツアーです。
現地への行き方に迷う必要なく、時間にムダのないツアーです。
慕田峪長城の入場チケット料金込み。 - バス送迎サービス(慕田峪長城)
万里の長城まで、バスで送迎してくれます。
地下鉄の出口から直行バスなので、長い距離を歩いたりする必要もなく便利です。
慕田峪長城の入場チケット料も一緒に買うことができるので、手間も省けます。
まとめ:万里の長城までの行き方は直行バスが便利
というわけで本記事は、北京市内から万里の長城(八達嶺長城)へ「877路直行バス」を使っての行き方を、実際の体験を元に解説してきました。
60分と比較的短い時間、6〜12元という安い値段で、簡単に万里の長城までアクセス可能。
中国旅行初心者の方でも、安心して万里の長城まで行くことができますよ。
万里の長城はかなり美しいので、北京に訪れた際は絶対に見ておきましょう!