中国北京でスーパーコピーが買える偽物市場「秀水街(シルクストリート)」に訪れてみました。
噂通り、ヴィトン、グッチ、カルティエ、ロレックス、オメガなどの高級ブランドのコピー品がたくさん。
オフホワイト、ナイキ、アディダス、モンクレール、カナダグースなど、ファッションブランドのコピー品も販売していましたよ。
私は購入しませんでしたが、中国人以外のたくさんの観光客が、両手に抱えるほどのコピー品を購入していました。
というわけで本記事では、秀水街(シルクストリート)についての紹介や、行き方、買い方、値切り方などを書いていきます。
秀水街|北京でスーパーコピーが買える偽物市場
秀水街(シルクストリート)は、知る人ぞ知る北京でスーパーコピーが買える偽物市場。
地下3階、地上5階、1,000店以上が出店しており、その大きさは中国大陸ならでは。
たくさんのブランドのコピー品が、警察の目を欺くように通常商品を売りながら、隠されて販売しています。
日本人は少なめですが、白人、黒人、他宗教の方々までたくさんの人が来ていました。
海外では有名なのか、知っている人は知っているんですね。
各フロア情報
6F |
フードコート、マッサージ
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5F | 宝石ジュエリー、ATM |
4F |
アクセサリー類全般、腕時計
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3F |
シルク用品、子供のおもちゃ
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2F |
男女衣類、下着、靴下
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1F | 男女衣類、下着、靴下 |
B1F |
皮製品のバック、靴、帽子
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B2F |
事務所
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B3F |
駐車場
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秀水街の各フロアマップです。
スーパーコピー商品が目当ての場合は、B1F〜4Fに訪れれば楽しめそうですね。
場所・地図
- 住所:北京市朝陽区秀水東街8号
秀水街は北京の中心地に位置しているので、とても訪れやすい立地です。
行き方・アクセス方法
秀水街までは、地下鉄、タクシー、バスで行くことができます。
地下鉄で行く方法が最も安く分かりやすいので、地下鉄でのアクセスをおすすめします。
地下鉄での行き方
地下鉄1号線「永安里駅」が最寄り駅で、A1出口には秀水街に繋がる連絡通路があり、ここから行くのが一番簡単です。
天安門駅からは乗り換えなしで3駅、北京駅からは乗り換え1回で3駅と、10分程度で簡単に行くことができますよ。
北京首都国際空港からはエアポートエクスプレスに乗車し「東直門駅」で地下鉄2号線に乗り換え、さらに「建国門駅」で地下鉄1号線に乗り換えて「永安里駅」で下車。
乗り換え2回で6駅、所要時間は55分です。
タクシーでの行き方
タクシーでく場合は、「秀水街」この文字を見せるだけで運転手さんが連れて行ってくれますよ。
北京のタクシーは値段が安くて使いやすいですが、多少中国語ができないと厳しい場合もあります。
バスでの行き方
バスで行く方法もありますが、値段やアクセス方法などの難易度が高いのでおすすめしません。
営業時間・定休日
- 営業時間:09:30~21:00
- 定休日:無し
秀水街での買い方・値切り方
秀水街での買い方・値切り方を解説していきます。
この記事を読んで、ぼったくられないように中止しましょう。
買うときはいかに値引きをしてもらうかが大切
秀水街で売っている商品は値札がなく、店員さんの言い値での販売になります。
もちろん定員さんは高い値段で商品を売りたいので、詐欺レベルにふっかけてきます。
といってもこれは詐欺ではなく、中国で普通の買い方で、交渉によって値段が決定するシステム。
値引きをしてもらって納得できれば購入する、納得できなければ購入しないでOKです。
しかし、値引き交渉をせず最初の言い値で買ってしまうのは本当にもったいないので、絶対に値引き交渉をしてから買うようにしましょう。
店員との値切りの戦いを会話形式で【心理戦です】
というわけでここでは、定員との値切り対決を会話形式で書いていきます。
(お?日本人かな?)
友達!友達!ナニホシイ!
ヴィトン、コーチ、グッチなんでもあるよ!
この財布いいねー。
この財布ね!こっちに種類たくさんあるよ。他にももっとあるよ!どれほしいの?
(めっちゃあるやんけ!)これ欲しい!いくら?
1,600元だよ!友達!友達!(電卓みせてくる)
(25,600円くらいか、550元くらいまで落とせそうだな、約3分の1くらい)
高いよー!500元にしてよ!(電卓叩く)
無理!子供いるよ!生活かかってる!もっと高く!いくらいくら!(ちょいキレ気味)
高いから帰るわ!(帰ろうとする)
分かった分かった!いくらいくら!真剣に!ラストプライス!(どうしても売りたい表情で)
何を言われても500元で電卓を叩き続け、相手が600元といってきたときにすかさず「550元」と値上げする!
(悩んだ顔をしながら)OK…OK…と言いながら袋に詰めだす。
店員との値切りの交渉はこんな感じです。
最初は3倍から4倍くらいの価格でふっかけてきますので、そのままの値段で購入はせず、絶対に値切るようにしましょう。
相手はその道のプロで交渉にもなれているのでなかなか手ごわい。
自分たちが利益にならない値段では絶対に売らないので、どれだけ値切ってもOKです。
最低でも3分の1にはなるはず。
相手も商売なので、値切り交渉だけをするのではなく、交渉をして自分の思う値段になったら買ってあげてくださいね。
買い物で値切るときの中国語講座
中国で買い物をする時、値切ることは当然必要となります。
日本語や英語で値切るよりも、中国語で値切ると「お?こいつ少し中国語できるんだな?」と言った感じで通常よりも安くなることがあります。
なので、ここで紹介する5つの中国語を覚えて、中国語での値切り交渉を楽しんでみてください。
これ・あれが欲しい(ください〜)
我要这个(これが欲しい)
うぉーやぉちぇが
我要那个(あれが欲しい)
うぉーやぉなが
欲しい商品があった時、指を指してこの言葉を言いましょう。
我要は、字のままに私が欲しいという意味。
欲しい物が近くにある場合は「这个(ちぇが)」、遠くにある場合は「那个(なが)」と言いながら指を挿せばOK。
値段はいくら?(いくらするの〜?)
多少钱?
どーしゃおちぇん?
中国での買い物は値札がついていない場合が多く、言い値や交渉での価格決定となります。
なので購入する時は、まずは値段を聞きます。
値段が高い(高すぎるよ〜)
太贵了
たいぐいら
定員さんは高い値段で売りたいので、4〜5倍くらいの値段を言ってくることが多いです。
高い値段を必ずふっかけてきますが、これは詐欺ではなく交渉なので、こちらも値段が高いよ〜という意思を伝えましょう。
値引きして(安くしてよ〜)
便宜点
ぴぇんいーでぃぇん
その後は高く売りたい店員さんと、安く買いたいお客さんとで値引き合戦が始まります。
納得いく価格を目指して値引き交渉をしましょう。
値引きしなさすぎて買うのもだめですし、値引きしすぎた値段でしか買わないのもアウトです。
適正価格としては、最初に言ってきた「3分の1から5分の1」かと思います。
要らない(要らないや〜)
不要
ぶーやお
交渉しても思った価格にならない場合は、不要(ぶーやお)と言って要らない意思を相手に伝えましょう。
それ以上店員さんが値段を下げてこない場合は、底値の可能性が高いです。
帰ろうとして更に値段を下げてくる場合は、もう少し粘って値切り交渉を楽しむのもありかも知れません。
要らない時はしっかりと要らないと言うのも大切ですよ。
まとめ
というわけで本記事は、「北京|秀水街(シルクストリート)はスーパーコピーが買える偽物市場」について書いてきました。
比較的夜遅くまで営業しているので、世界遺産を見終わった後のナイトライフを楽しみに来るのも良いかも知れません。
コピー品を買いに行くのもいいですが、ただ訪れるだけでも観光地とはまた違った楽しみ方ができる場所ですよ。
北京に訪れた際は、是非足を運んでみてください。
秀水街は、生の中国らしさが感じれる素敵な場所でした。