海外旅行に行くとなると必要になるのが、楽しくも面倒くさくもある服選び。
衣類の準備は、海外旅行を快適に過ごす上でとても大切なので意外と重要なんですよね。
しかも服は、海外旅行に持っていく荷物の中でも最も場所や重さが必要なアイテムなので、考えながら選んでいきたいところ。
というわけで今回は、「海外旅行に持っていく服の選び方」を解説していきます。
服の好みは人それぞれなので、参考程度に見ていただけると幸いです。
まずは海外旅行先の気候、温度、天気を調べる
海外旅行に持っていく服選びでは、まずは海外旅行先の気候や温度、天気などをしっかりと調べることから始まります。
渡航先によっては「日本が夏なのにあっちは冬。日本は冬だけどあっちはもっと寒い。」なんてこともあり得ます。
あちらの気候が分かっても、天気や環境によって着る服が変わってくるので、事前の下調べがかなり大切です。
事前にチェックしておきたい項目としては、
- 天気や天候の安定さ(晴れと雨の割合・スコールの有無)
- 現地の最高気温・最低気温
- 標高の高い場所や、夜の観光があるかどうか
以上の3点さえ確認しておけば、大丈夫かと思います。
海外の天気予報を調べるには、「AccuWeather」というアプリがおすすめ。
時間毎の天気を調べる機能に加え、体感温度や紫外線指数までも一目で分かるので、服選びがさらに簡単になります。
海外旅行先の文化や風土に合わせた服を選ぶ
せっかくの海外旅行、ファッションに気合を入れてオシャレをしたくなりますよね。
おしゃれに気を使いすぎてしまうと、荷物が重くなるだけではなく、渡航先で思わるトラブルに巻き込まれることも。
いくら海外旅行で自分が外国人だとはいえ、渡航先の文化や風土に合わせた服を選ぶことが、相手への配慮になります。
できるだけ派手目な服装と肌の露出が多い服を避け、「シンプルだけどおしゃれな服選び」をするのがベストです。
海外旅行に持っていく服の選び方
ここからは、海外旅行に持っていく服の選び方のポイントを解説していきます。
シンプルな服だと重ね着しても変になりにくい
シンプルな服を選んでおけば、重ね着してもファッションにまとまりが出るので変になりにくい。
温度調節の面からも、重ね着ができるシンプルな服がかなり重宝します。
色もシンプルに「黒・白・グレー・ネイビー」ここらへんの色にしておくと、合わせやすくなりますよ。
私はいつもシンプルな「ヘインズ ビーフィーTシャツ」の黒と白を2枚ずつ持っていってます。
値段が安いのに、肉厚でしっかりしているので、海外旅行にもってこいのTシャツ。
このTシャツの上からジャケットを着てしまえば、シンプルにまとまり、ドレスコードがある場所でも対応できますよ。
ファッション性よりも動きやすさ・利便性のある服を重視
海外旅行は想像以上に疲れます。
オシャレをして海外旅行を楽しみたいのも分かりますが、見た目の服にこだわりすぎて体調を崩してしまっては、せっかくの海外旅行がもったいない。
なので、できるだけ軽くて動きやすい利便性のある服装がおすすめです。
ストレッチが効くシンプルなスラックスをはいていけば、かなり動きやすいですよ。
女性の場合は、レギンスパンツがおすすめ。
温度管理は重ね着で対応
渡航先が寒いかも知れないという理由で、ダウンジャケットやコートなどの重くて大きな服を持っていくのは大変です。
もともと寒い地域へ行くのであればそれなりの準備は必要ですが、夜がちょっと寒いかも、エアコンが寒いかも、という方は重ね着で対応するのがベストです。
エアコンなどの一時的な寒さしのぎには、ヒートテックなどのコンパクトで軽い肌着を用意しておく。
夜など気候の変化による寒さには、コンパクトになるウインドブレーカーやダウンを用意しておくなど、対策をしておけばOKです。
TPOに合わせた服装も大切です
日本でも言えることですが、海外旅行でもTPOに合わせた服装が大切になる場合も。
日本では問題なく思われる服装も、海外では快く思われない場合もあるので、注意が必要です。
歩くことが多いなら「動きやすい服&スニーカー」がベスト
観光スポットをたくさん巡る場合や、自然を堪能するツアーなどに行く場合は、「動きやすい服&スニーカー」がベストです。
特に靴選びは本当に重要で、お洒落をするあまり履き慣れてない靴で観光をすると、靴ずれを起こしひどいことに。
足が痛くてもうこれ以上、観光できない!
履き慣れたスニーカーをはいてこればよかった…
なんて事にならないために、おしゃれな靴は日本だけにして、海外旅行では履き慣れた靴をはいていきましょう。
ニューバランスやナイキ、バンズなどのシンプルではきやすいスニーカーがおすすめです。
ドレスコードがあるお店ではフォーマルな服装も必要
高級レストランやカジノに行く場合など、ラフな格好では入店ができないような場所があります。
基本的に海外旅行のドレスコードは「スマートカジュアル」です。
上記の少し上品な感じで行けばOKで、短パンにTシャツなどの服装でない限りは、それほど厳しくありません。
訪れる場所によってはスーツやドレスが指定の場所もあるので、事前にチェックしておきましょう。
現地の人が不快にならない服装を心がける
日本ではOKでも、海外ではいろいろな理由がありNGの服装がたくさんあります。
- 教会・モスク・寺院などの神聖な場所での露出NG
宗教的な理由から、おすすめしません。 - 国旗・ドクロ・迷彩・外国語が書かれた服はNG
おしゃれなデザインでも、相手の受け取り方次第でトラブルになる可能性あり。 - リゾート以外の過度な露出はNG
露出をしているとナンパや性犯罪の標的にされやすいです。 - 派手すぎる服はNG
完全に浮いてしまい、敵視されてしまうことがあります。
服装はもちろん自由ですが、相手の国にお邪魔させていただいている立場なので、しっかりと規律を守る服装を心がけましょう。
海外旅行に持っていく服の選び方まとめ
というわけで今回は、海外旅行に持っていく服の選び方を解説してきました。
まとめると、
という内容でした。
見た目ももちろん大事ですが、現地でのトラブルを回避するためにも、服選びはしっかりと行いましょう。