中国西安で観光をした後は、西安の美食街である「回民街(イスラム人街)」でB級グルメを堪能しましょう。
回民街は西安市内の中心にあり、場所が分かりやすく行き方も簡単なので、西安の観光プランにも組み込みやすいですよ。
中国とイスラムがミックスされた独特な文化も必見で、歩いているだけでも楽しい観光スポットです。
というわけで本記事は、西安の回民街(イスラム人街)のB級グルメと、回民街への場所や行き方を解説していきます。
西安でおいしいグルメを食べたい人は、是非参考にしてみてください。
西安の回民街(イスラム人街)
回民街(イスラム人街)は、中国とイスラム教の文化が融合されてできた、B級グルメを食べることができる西安の観光スポット。
かつて西安はシルクロードの出発点として栄えた都市で、中央アジアから移住したイスラム教徒が定住してできたのが回民街だそう。
「回民=イスラム」の街なので、回民街となる。
イスラム教徒が定住して長い歴史をかけ、中国文化と融合しているので、なんとも言えない独特の雰囲気があります。
信仰は守りつつ、独特のコミュニティを形成している回民街は、歴史的な側面も垣間見ることができるとても素敵なスポットですよ。
西安の回民街(イスラム人街)のB級グルメ
回民街には、イスラムと中国の文化がミックスされた独特のB級グルメが、道路の両端にたくさん店を構えています。
夕方から夜にかけて、西安のおいしいグルメを楽しもうと観光客で賑わい、なんとも言えない独特の雰囲気を味わうことができますよ。
回民街の入り口からすでにたくさんの屋台が出揃っていて、どれを食べようか迷います。
お店がたくさんあるので、色々見て回るだけでも非常に楽しいスポットですね。
ヤギ肉串が|一番人気
イスラム料理といえばヤギ肉。
回民街には、ヤギ肉を串で刺して焼いているお店がとても多くあり、どのお店もとても賑わっています。
回民街に入ると、木の枝に刺さったお肉を食べている人がたくさんいて「なんのお肉だろう?」と思っていましたが、ヤギ肉だったんですね。
ラム肉なのでちょっと癖のある味がしますが、個人的にはとても好きな味。
木に刺さっていて食べやすいですし、肉の量もそこまで多くないので、食べ歩きには最適なグルメです。
どれを食べようか迷った人は、とりあえず「ヤギ肉串」を食べてみましょう。
ヤギ肉串はここの回民街では外せないB級グルメなので、西安に訪れた人は、ぜひチャレンジしてみてください。
肉挟馍(山羊肉バーガー)|定番で美味しい
その他に人気だった店が「老白家泡馍馆」と「老白家肉夹馍」の2店舗。
この2店舗は、たっぷりのヤギ肉をふわふわの生地で挟んだ、ヤギ肉ハンバーガー「肉挟馍(ロウジャーモー)」をテイクアウトできるお店です。
ヤギ肉の臭みを香辛料で消しているとのことですが、その香辛料がとても独特なクセになる味。
どちらのお店も、回民街ではいつも10人くらいの列ができているので、すぐに分かると思います。
値段は1つ15元で、並んでいる時に前売り券を買うシステムでした。
西安の回民街(イスラム人街)の場所・行き方・アクセス方法
回民街の場所は、西安の中心ランドマークである「钟楼(ジョンロウ、鐘楼、ベルタワー)」と、すぐ横の「鼓楼(グーロウ)」近くに位置しています。
まずは最寄り駅である「钟楼駅」まで、地下鉄を利用していきましょう。
钟楼駅へ到着したら、8番か9番出口から出て徒歩5分でアクセスが可能。
上の画像で言う左上に回民街があり、出口からほぼ直結なので行きやすいですよ。
Googleマップは中国で利用ができないので、Baidu地図の利用が便利です。
钟楼駅の出口から出ると、スターバックスがある広場に到着します。
回民街にアクセスするには、さらに奥の方に進んでいきましょう。
中国らしい赤い提灯がある建物の横を進んでいきます。
更に進んで行くと目の前に鼓楼が見えるので、階段をのぼって進んでいきます。
鼓楼の横をそのまま進んでいくと、回民街に到着します。
回民街の入り口に到着しました。
回民街付近に行くとヤギ肉の独特な香りがして、とても食欲がそそられますよ。
あとは食欲に身を任せ、西安のB級グルメを堪能しましょう。
まとめ:西安の回民街(イスラム人街)のB級グルメ
というわけで本記事は、「西安の回民街(イスラム人街)でB級グルメを食べる【場所・行き方】」について書いてきました。
回民街は、西安観光で絶対に外せない観光スポット。
西安に訪れた際は、中国とイスラムの文化が融合してできたB級グルメを、ぜひ堪能してください。
西安3泊4日の個人旅行で訪れるべき「観光スポット・モデルコース」を別記事にて詳しく解説しています。
西安旅行を計画している方は、参考にしてみてください。
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