海外旅行を計画中、
海外旅行にはどのくらいの費用が必要なのかな?
海外旅行の予算の立て方が知りたいな。
こんな疑問が浮かびますよね。
今回は、こんな疑問をお持ちの方に「海外旅行にかかる費用の目安と予算の立て方」を紹介していきます。
予算が分かるとどのくらい貯金すればよいか分かりますし、海外旅行中に「お金がなくなってやばい…」なんて事もなくなります。
予算別で行ける海外旅行先もまとめたので、是非参考にしてみてください。
海外旅行の予算の立て方
旅のスタイルで費用は大きく変わる
旅の予算は、あなたの旅のスタイルで費用が大きく変わってきます。
飛行機をエコノミークラスにするか、ビジネスクラスにするかによって、予算が大きく異なります。
旅行先では、ゲストハウスなどの安宿に泊まるか、高級ホテルに泊まるかによっても、大きな差となってきます。
予算を立てる時は、あなたがどのようなスタイルで旅行をしたいのか、事前に決めておきましょう。
海外旅行の予算の計算方法
旅行の予算を計算する方法として有名な計算式があり、
- 準備費+航空券代+(ホテル代+1日の生活費)×旅行日数+予備費
以上の方法で見積もることができます。
一例として、台湾へ3泊4日で旅行した場合を考えてみましょう。
項目 | 費用 |
---|---|
準備費 | 20,000円 |
航空券代 | 30,000円 |
ホテル代 | 5,000円 |
1日の生活費予算 | 5,000円 |
予備費 | 10,000円 |
この場合、旅行の予算は「2万+3万+(5千円+5千円)×3+1万=9万円」となります。
同じように、あなたの旅行の費用をこの式に入れて計算すると、どのくらいのお金が必要か見えてきますよ。
準備費や予備費は人によって変わってくるので、「航空券代+(ホテル代+1日の生活費)×旅行日数」で計算してもOKです。
それでは、それぞれの項目の費用を確認していきましょう。
海外旅行にかかる費用の目安
準備費:1〜2万円
準備費とは、海外旅行に行く前にかかる費用のこと。
具体的には、
上記のような、事前準備品に必要な費用です。
海外旅行に必要な荷物については、「海外旅行の持ち物チェックリスト 」の記事で詳しく紹介しています。
まだパスポートを持っていない方は、発行費も必要です。
パスポート発行については「初めてのパスポート申請!必要書類や取り方の流れ・料金を詳しく解説」にて紹介しているので、確認しておいてください。
初めて海外旅行に行く人は、旅行カバンやコンセント変換プラグなどのトラベルグッズが、1〜2万円程度必要になります。
1度海外旅行に行ったことがある人は、準備費はそこまでかからないはず。
航空券代:2万円〜
海外旅行の費用を大きく変えるのが「航空券代」です。
台湾などの近い国であれば、往復2万円くらいで済みます。
一方で、アメリカやヨーロッパなどの遠い国では、10万円程度かかってきます。
海外航空券は、予約する方法で値段が変わってくるので、できるだけ安い方法で予約しましょう。
オンライン予約サイトを使うと、安く航空券を見つけられる可能性が高いです。
中でも、HIS系列で最低価格保証をしている「サプライス(Surprice)」を利用すると、最安値で航空券が予約できますよ。
ホテル代
ホテル代も、海外旅行の費用の中で大きめのウェイトを占めています。
当然、ランクの高いホテルを予約すると費用が高くなります。
一方で、節約旅行の場合は、ゲストハウスや素泊まりを利用すれば費用を抑えることができますよ。
海外ホテルを安く取るなら、オンライン予約サイトを使いましょう。
詳しくは、「海外ホテルの予約方法」を参考にしてください。
私は1日のホテル代を、およそ5千円ほどで見積もっていました。
あなたの旅行スタイルを考えて、どのくらいのホテル代になるか見積もっておきましょう。
1日の生活費
1日の生活費は、海外旅行中に発生する
- 食費
- 交通費
- 現地ツアー費
- アクティビティ費
- お土産代
以上のような費用のことです。
高級レストランを利用すればお金がかかりますし、ローカルフードや屋台を利用すればお金をかけずに過ごすこともできます。
お土産代も買わなければお金がかかりませんが、少しは買っていきたいと思うので、費用に入れておきましょう。
予備費:1〜2万円
予備費とは、その他にかかる緊急用のお金です。
特に使うことはないと思いますが、迷ったときのタクシー代など、お守りとして持っておきましょう。
予算別で選ぶ海外旅行先
ここからは、予算別で選ぶ海外旅行先を紹介していきます。
飛行機代はエコノミークラス、ホテル代は日本でいうビジネスホテルランクを利用した場合のく一般的な予算です。
宿泊日数も、その国への旅行者が宿泊するであろう日数(人気の宿泊日数)です。
旅行にかかる準備費は含んでおらず、「航空券代+ホテル代+1日の生活費」で計算しています。
5万円以下
- 韓国
- 台湾
- 中国
- 香港・マカオ
- タイ
- フィリピン
予算が5万円以下の場合は、日本から近い国であれば問題なく行くことができますよ。
タイやフィリピンは日本からは少し遠いですが、たくさんの航空会社が就航して便が多いので、航空券が安めです。
片道1万円を切る航空券もあり、日本の新幹線代よりも安上がる場合もよくあります。
日帰りから3泊4日程度を目安としています。
5万円〜10万円
- シンガポール
- マレーシア
- ベトナム
- カンボジア
- ラオス
- インド
- ハワイ / グアム / サイパン
- オーストラリア
- ニュージーランド
予算が10万円まで広がることで、ほとんどのアジア国とオセアニア、そしてハワイ、グアム、サイパンといったリゾートにも行けます。
東南アジアはホテル代を切り詰めることで、複数国をめぐる周遊旅行も可能になりますよ。
2泊3日〜4泊5日程度を目安としています。
10万円〜15万円
- ヨーロッパの有名都市(2〜3都市)
- アメリカの主要都市
- ニューヨーク
- ロサンゼルス
- ラスベガス
- カナダの主要都市(バンクーバ)
- アフリカの主要都市
10万円〜15万円の予算があれば、行きたい国のほとんどへ行くことができるはず。
ただし、上で紹介した国は物価や移動費が高いので、周遊するにしても2〜3都市が限界です。
その国に行くだけではなく複数の都市をめぐりたい場合は、もう少しお金が必要になります。
15万円以上
- 南米
15万円以上の予算が必要な国は、南米です。
航空券が高く移動にかなり時間がかかるので、15万円以上は欲しいところ。
とはいえ、15万円あれば大体どの国でも行くことができますし、結構贅沢な海外旅行をすることができますよ。
まとめ
今回は、「海外旅行にかかる費用の目安と予算の立て方」を紹介してきました。
海外旅行の予算は、
- 準備費+航空券代+(ホテル代+1日の生活費)×旅行日数+予備費
以上の方法で計算できます。
海外旅行でどのくらいお金が必要か見積もっておくことは、安心して旅をするために大切なことです。
あらかじめ海外旅行前に、どのくらい費用がかかるのかしっかり計算しておきましょう。