秋の台湾は「新北萬里蟹」が美味しいシーズン!おすすめは野柳漁港

蒸し萬里蟹

台北から車で1時間ほどの場所にある「新北市・萬里エリア」では、10月〜12月にかけておいしい「萬里蟹」が食べれることで有名です。

秋の台湾に来たからには萬里蟹を味わってみたいというわけで、今回は野柳漁港で新鮮な萬里蟹を堪能してきました。

台湾現地の人も蟹を食べに訪れる人気スポットなので、秋の台湾に行った際はぜひ一度味わいに行きましょう。

というわけで本記事は、「秋の台湾は「新北萬里蟹」が美味しいシーズン!おすすめは野柳漁港」について書いていきます。

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新北萬里蟹

ジャノメガザミ(三點蟹)

萬里蟹(バンリガニ、万里蟹)は、台湾海産物のブランド。

台湾新北市万里区地域で水揚げされた海ガニのことで、全台湾で水揚げされる蟹の約8割を占めています。

蛍光グリーンのテトロンロープでカニを縛ることも萬里蟹の大きな特徴らしい。

 

萬里蟹の種類

シマイシガニ(花蟹)

萬里蟹は、以下3つの種類に分類されています。

  • シマイシガニ(花蟹
    3種類の中で最も大きいため、肉量が豊富でしっかりとした食感で、甘みが強い。
  • ジャノメガザミ(三點蟹
    三種類の蟹の中で最も柔らかく、肉の中には旨味のある大量の肉汁が含まれている。
  • トウヨウイシガニ(石蟳
    三種類の蟹の中で一番小さいが、歯ごたえが良い肉で、濃厚な香りがする。

どれも日本では見たことがない種類のカニですね。

 

台湾で萬里蟹を食べれる場所【新北市・萬里エリア】

台湾蟹を食べれる場所

萬里蟹を新鮮な状態で食べれる場所は、

  • 龜吼漁夫市集
  • 野柳漁港
  • 富基漁市
  • 淡水漁人碼頭

新北市・萬里エリアにある、以上の4ヶ所です。

どの場所でも、水揚げされたばかりの新鮮な萬里蟹をその場でいただくことができますよ。

 

中でもおすすめは「野柳漁港」で、その理由はアクセスがしやすい、台湾の漁港感を味わえるの以上2つの理由から。

野柳漁港はクイーンズヘッドで有名な「野柳地質公園」から歩いて5分なので、観光したあとに合わせて立ち寄りましょう。

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秋の台湾で「萬里蟹」を食べれる期間・シーズン

萬里蟹の旗

萬里蟹は、秋の台湾「10月から12月にかけて」がベストシーズン。

萬里蟹が旬の期間になると、台湾中からおいしい萬里蟹を求めて多くの人が訪れます。

この期間に台湾旅行をする予定の方は、ぜひ萬里蟹を食べに行きましょう。

 

萬里蟹の注文方法

野柳漁港

野柳漁港

萬里蟹の注文方法を、実際に野柳漁港で注文した方法をもとに解説していきます。

何も知らずに現地に行って注文するのは少し難しいですが、ここの解説を読んで勉強していけば、現地でも簡単に注文ができますよ。

  1. 店にある水槽から、食べたいカニの種類(シマイシガニ、ジャノメガザミ、トウヨウイシガニ)と食べるカニを選ぶ。
  2. お店の人にカニの重さを量ってもらい、調理した後の値段(カニ代+調理代)を教えてもらい、お金を先払いする。
  3. 番号札をもらって待ち、番号が呼ばれたら受け取る。
  4. 美味しくいただく

 

水槽からカニを選ぶ

野柳假日活蟹市集のカニ

先ほど説明した3種類のカニの中から、お好きなカニを選びます。

どのカニも美味しいですが、迷った場合は「シマイシガニ(花蟹)」、コスパを求める場合は「ジャノメガザミ(三點蟹)」を選びましょう。

身がたくさん詰まっていて、食べるところがたっぷりあるのでおすすめ。

 

シマイシガニ(花蟹)とジャノメガザミ(三點蟹)

今回は、「シマイシガニ(花蟹)」と「ジャノメガザミ(三點蟹)」をお願いしました。

 

カニの値段(カニ代+調理代)を聞いて先払いする

カニの値段(カニ代+調理代)を聞いて、先払いします。

  • シマイシガニ(花蟹):300元
  • ジャノメガザミ(三點蟹):200元
  • 調理代:150元

以上を注文し、合計650元でした。

 

萬里蟹の注文は量り売り

萬里蟹の値段は量り売りで、カニの重さを測ってから決まります。

 

新北萬里蟹の値段

写真の表は大きさ別の目安価格。

 

新北萬里蟹の値段

水槽にはカニの種類と大きさに分かれていて値段が貼ってあるので、分かりやすい。

 

新北萬里蟹の調理の値段

萬里蟹は蒸し調理で、値段は以下のとおり。

  • 3つ以下=150元
  • 3〜6つ=300元
  • 6〜9つ=450元

 

番号札をもらって、番号が呼ばれたら受け取る

野柳假日活蟹市集の番号札

お金を払うと番号札が渡されるので、カニが蒸し上がるまで待ちましょう。

 

美味しくいただきます

蒸し萬里蟹

カニが蒸し上がると、番号が呼ばれるので取りに行きましょう。

ふわっと美味しそうなカニの香りが広がります。

 

野柳假日活蟹市集のカニを食べる

調味料などはつけず、カニの旨味のみで美味しくいただきます。

身の量はそこまで多くはありませんが、パサパサ感はなく、繊維がぎっしり詰まっている食感。

新鮮な旨味成分が凝縮されており、とても高級感のある味わいです。

 

その他海鮮(イカ焼き・タコまるごと焼き)

野柳漁港のイカ焼き・タコまるごと焼き

野柳漁港には、萬里蟹以外にも「イカ焼き、タコまるごと焼き」などの海鮮も売られていました。

どちらもシンプルに蒸し調理をしてもらいましたが、新鮮な旨味が凝縮されていて、とても美味しいです。

料金はどちらも200元。

 

秋の台湾は「新北萬里蟹」が美味しいシーズンまとめ

蒸し萬里蟹

というわけで本記事は、「秋の台湾は「新北萬里蟹」が美味しいシーズン!おすすめは野柳漁港」について書いてきました。

萬里エリアは蟹の産地とあって、台北市内で食べるよりも安い料金で美味しい蟹を味わえると人気です。

人気観光スポット「野柳地質公園」にも近いエリアなので、観光と合わせて立ち寄ってみて下さい。

秋に台湾(10月〜12月)へ訪れた際には、秋の台湾で一番の味覚「萬里蟹」をおいしく堪能しましょう!

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