海外旅行には、さまざまな荷物を持って行くはず。
その時に必要になってくるのが「旅行バッグ」です。
海外旅行に持っていくバッグはどれが良くて、何個くらい必要なんだろう。
家にある適当なカバンでも良いのかな…。失敗しない選び方が知りたいです。
海外旅行の準備中って、持っていくバッグをどれにするか悩みますよね。
そこで本記事では、このような海外旅行のカバン選びについて疑問を持つ方に、
を中心に解説していきます。
これまで80回以上海外旅行をした経験を元に、理由も含めて解説してくので、ぜひあなたのバッグ選びの参考にしてみてください。
海外旅行で使う2種類のカバン
海外旅行では、大きく分けて2つのカバンを使うことになります。
上手に使い分けることで、海外旅行の荷物運びがうんと楽になりますよ。
それぞれの違いと役割は、以下の通り。
メインバッグ
メインバッグは名前の通り、
- 主に荷物を入れておくためのカバン
です。
海外旅行に持っていく荷物の大半は、メインバッグの中に入れて持っていきます。
メインバッグに入れるのは、
以上のようなものです。
当然、荷物の量が多くなるので、容量が大きくて収入力に優れたカバンを選ぶと便利です。
サブバッグ・デイバッグ
サブバッグ・デイバッグは、
- 旅行中に持ち歩くためのカバン
です。
旅先ではメインバッグをホテルに置いて、サブバッグを持って旅行を楽しみます。
サブバッグ・デイバッグに入れるのは、
以上のようなものです。
どんなカバンでも良いですが、しっかりと口が閉められるカバンを選ぶようにしましょう。
口が常に開いていたり、磁石で留めるだけのバッグだと、スリに遭う確率が非常に高くなります。
» 海外旅行のスリ対策!荷物を守る盗難防止グッズでスリを未然に防ごう
個人的には、ショルダーバッグやサコッシュなどのカバンがオススメ。
両手が空くので旅行中に邪魔になることがありません。
さらに、簡単に体の前に持ってくることができるので、出し入れがしやすく非常に使いやすいです。
常に自分の視界にカバンが入っていると、スリに遭う確率もグンと下がるので安全です。
海外旅行のスタイルでメインバッグを選ぶ
まずは、海外旅行で使うメインバッグを、あなたの海外旅行スタイルに合わせて選びましょう。
スーツケース
旅行バッグといえば、最初に思いつくのがスーツケース。
スーツケースの利点は、転がして運ぶので重たい荷物でも運びやすいという点です。
一方で、転がすので地面が悪い場所の移動には向かず、持ち上げる動作がしんどいという点。
同じホテルに連泊して、1つの街を観光するようなスタイルの海外旅行にはスーツケースが便利です。
バックパック・リュックサック
バックパックは肩に担いで持ち運ぶ、大型のリュックサックです。
バックパッカーという呼び名は、このバックパックを背負うことから来ていますね。
バックパックの利点は、背負って運ぶのでどんな場所でも持ち運びができ、動きやすいところです。
一方で、荷物を背負うことになるので体力が奪われやすくなってしまう点。
重すぎるバックパックを背負って旅行をするのは体力に自信がないと厳しいので、絶対に無理をしないようにしましょう。
とはいえ3〜5日程度の海外旅行であれば、バックパックが一番使いやすいです。
スイッチバッグ
スイッチバッグとは、スーツケースとバックバックの良さをいいとこ取りしたカバンのこと。
スイッチバッグは下部にキャスター、上部に持ち手がついているので、カバンを転がして運べます。
また、後ろにはショルダーハーネス(肩ベルト)も付いているので、背負って運ぶこともできますよ。
一方で、スイッチバックは複雑な形状なので、カバン自体が重たいです。
カバンだけでも3kgほどあるので、それだけで荷物が重くなってしまいます。
ですが一石二鳥の便利バッグなので、複数の国を回るときなどはかなり重宝しますよ。
ボストンバッグ
ボストンバックは、柔らかい素材でできた大きいバッグのこと。
利点としては、バッグ自体がとにかく軽いところ。
柔らかい素材でできているので形を変えることも簡単にでき、サイズによっては機内持ち込みもできます。
一方、形がしっかりしていないので、持ち運びがしにくかったり、中のものが壊れてしまったりすることがあります。
衣類を大量に持ち運ぶ場合には適していますが、お土産などの壊れ物を運ぶ時は注意が必要です。
街歩き用のサブバッグは使いやすいものを選ぶ
次は、海外旅行中の街歩き用のサブバッグを選びます。
旅先でずっと持ち運ぶはずなので、使いやすいものが良いですよ。
デイバッグ
デイバッグは、1日用の荷物を持ち運ぶように作られたバッグのこと。
コンパクトながら大容量で、両肩に背負って運ぶので疲れにくいのが特徴。
一方、体の後ろに荷物があるため、スリなどの被害に遭いやすくなってしまうので注意が必要です。
人混みなどではバッグを前に担いだり、貴重品はセキュリティポーチに入れて持つなどの対策が必要です。
一眼レフなどの大きめな荷物を持ち運ぶ時は、デイバッグがおすすめ。
ショルダーバッグ
ショルダーバッグは、片方の肩に斜めがけして荷物を運べるバッグです。
ショルダーバッグは斜めがけなので、バッグを回すことで肩にかけたまま荷物の取り出しができます。
人混みで体の前にショルダーバッグを持ってこれば、防犯対策はバッチリですよ。
持ち運ぶ荷物がそこまで多くなければ、街歩き最強のサブバックです!
サコッシュ
サコッシュは、ショルダーバッグをもう少し小さくしたバッグ。
サコッシュはマチがない分、たくさんの荷物は入りませんが、軽くて薄いので利便性が高いです。
ホテルがすぐ近くにあり、「現金、クレジットカード、スマートフォン、モバイルバッテリー」くらいしか持ち運ばない場合は、サコッシュがおすすめ。
ハンドバッグ
ハンドバッグは、手に持って荷物を運ぶバッグです。
正直、ハンドバッグは海外旅行には適していません。
置き忘れ、ひったくりの危険性、腕が疲れると言った理由が挙げられます。
女性は特にハンドバッグを使う頻度が高いかもしれませんが、できるだけ安全性の高い他のバッグを使うようにしましょう。
セキュリティポーチ
セキュリティポーチは、貴重品を入れることに特化した安全性抜群のバッグです。
パスポート、クレジットカード、現金などをセキュリティポーチに入れて体に密着させておけば、スリに遭う可能性はほとんどありません。
たくさんの荷物を運ぶことはできませんが、安全性はバッチリなので、貴重品を入れておく持ち運びの金庫だと考えておきましょう。
旅行カバンの正しい選び方
旅行バッグはたくさんの種類があるので、ここで紹介する正しい選び方をみて、自分にあったバッグを持っていきましょう。
容量と重さ
カバンの容量と重さは、いちばん重要なポイントです。
あまりにも大きくて重いかばんを買うと、移動する時がかなり大変。
一方、小さすぎると荷物が入らないため、余計にかさばってしまいます。
私の経験的にメインバッグの容量は、
- 40L前後(3〜4泊分)の大きさがおすすめ
です。
40L前後のバッグだと、大きすぎず重すぎずなので持ち運びが苦になりません。
また、飛行機の機内持ち込みがギリギリできるサイズでもあるので、使い勝手が抜群ですよ。
見た目より機能性
せっかくの海外旅行、旅行かばんも見た目にこだわって選びたいですよね。
ですが、長時間持ち運ぶことを考えると、機能性の良いバッグを選んだ方が疲れにくいです。
海外旅行は空港での移動だけでも疲労がたまり、
なんでこんなバッグを持ってきたんだろう。見た目は良いけどもう疲れてきた、、、
なんてことになりかねません。
旅行を最大限楽しむためにも、見た目より持ち運びやすさや軽さなどの機能性の良いバッグを選びましょう。
TSAロックの有無
もし、ハワイやグアムを含むアメリカを訪れるためのバッグを探しているなら、TSAロック付きのカバンを買いましょう。
アメリカの空港で手荷物検査が入るとき、普通の鍵を付けていると、壊されて中を確認されます。
しかし、TSAロックがついていれば専用鍵で開封できるので、鍵を壊される心配はありません。
もしTSAロックが付いていないカバンでお気に入りがあるなら、別途TSAカギを付けることもできますよ。
私がアメリカに行くときは、普通のバッグに別途のTSAカギを利用しています。
まとめ:海外旅行スタイルに合ったカバン選びを!
本記事では「海外旅行に持っていくバッグ・カバンの正しい選び方」を紹介してきました。
メインバッグは、重い荷物を運ぶならスーツケース、移動が多くて軽めのに持つならバックパックが便利です。
サブバッグは、大きすぎない容量の斜めがけカバンを選ぶと、動きやすく安全性があるのでおすすめですよ。
ぜひこの記事を参考にして、自分に合った海外旅行のカバンを見つけてください。